1.研究会の目的
済州島の民俗文化の研究、特に東アジアの中の済州島という視点から済州島の民俗文化を考える。済州島を中心に東アジアの民俗文化についての研究と交流の場とする。
2.活動の方針
1)研究会を開催する。
2)本会の会報として、『済州島研究』を発行する。
3)済州島での現地調査を年1~2回行う。
事務局 大橋克己
研究誌編集係 古谷野洋子
*研究誌『済州島研究』については、編集担当の古谷野洋子までご連絡ください。
『済州島研究』1~7号
https://drive.google.com/drive/folders/1TAK9bPuF9xw8zVoszTBdIEKklUkLPlhC
済州島研究会は、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授佐野賢治の主宰する比較民俗研究会で、2008年に金泰順が済州島のヨンドゥンクッについて発表したのを契機として、佐野賢治と佐野ゼミの有志を中心としたメンバーの済州島訪問(2008年3月)が発端である。このとき、一行はチルモリダンをはじめとした東海岸のヨンドゥンクッの見学などを行い、済州島の民俗文化に魅せられた。
帰国後もヨンドンクッを中心に済州島の民俗文化について勉強を続け、夏に再び済州島を訪問した。この勉強会が主体となり済州島研究会が発足した。
また、済州島調査報告を兼ねて、済州島研究会の研究誌『済州島研究』創刊号が2009年に創刊された。以来、当会では毎年、済州島調査を続けている。
当会は済州島の民俗文化に興味関心のある人々に広く門を開いていて、オーストラリア人、モンゴル人も調査に参加している。また、研究誌『済州島研究』の筆者には済州島の方々もいる。